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 本サイトにはオーディオシステムの忠実性を向上させるあらゆる技術を掲載しています。中でも紹介させていただきますラダー型オーディオケーブルは、特許技術として査定され 現在お使いのオーディオシステムの忠実性向上を担保いたします。納得のいくまで滞在ください。
特許番号:第3753431号
製造:日本国



特許構造のラダーケーブルへようこそ
Pure Audio Components PAT3753431
Ladder-type audio cable
   
The world's first patent assessments, Ultra high resolution ladder-type audio cable
PAT3753431 The ladder type audio cable is registered with the Patent Office
marucho engineering

Ultra high resolution ladder-type audio cable

東京都 黒洲太郎氏 JBL Paragon
  
SP型8段 スピーカーケーブル SLTC8SP/P
私の試聴記 その-1 チャペル

☆Denon PCM Digital Fi-hi Check CD
●モーツァルト交響曲39番KV543第一楽章 チェンバロの音が美しい素晴らしい分解能です。音像の定位も抜群です。 実際のコンサートではチェンバロの音はほとんど聞こえませんが、 CDの中に録音された音源を余すところ無く再現するという点では脱帽です。

●オリジナル楽器によるヘンデル王宮の花火 アタック音が綺麗に再現できました。下・上へレンジが伸びて気持ちの良い 再生でした。

☆Vivaldi 四季 I Musici Philips CD
あまりの音の広がりに思わず聴き入ってしまいました。中高音のきらきら感が少し不足すると感じましたが、全体にまとまりが出て、聴き疲れしない音になりました。 音像の定位が素晴らしく、特にレンジの下への広がりとその解像度の良さから安心して音楽を楽しめます。 楽器の裏板が鳴っている感じがよく伝わります。下が広がり安定感が出たことによりソロ楽器がよりいっそう美しい音で前面に張り出します。

管弦楽組曲第三番 BWV1068 ベルリンフィル、カラヤン指揮 CD
私はフルベン・ファンでカラヤンは聴きませんが、ステレオ録音ということで 聴いてみました。 上下にレンジが伸びて、非常にまとまりの良いバッハになりました。スケール感が出て、ステレオ録音の楽しさを満喫できます。管楽器のきらきら感はやや控えめながら、そのことが全体としては落ち着いたサウンドになります。 寄せては返す波のようなクレッシェンド、ディクレッシェンドが破綻無く安心して聴けます。 チェンバロ始め全ての楽器が分解能よく聴き取ることができ、それらが耳障りではなく上手くまとまり、音楽を造ります。カラヤンが振ろうがバッハの音楽は神の啓示を 受けたといわれる事を再認識させられました。

☆"Speak, Brother, Speak ! " Fantasy Stereo 12ユ LP 86007
Max Roach (Ds)
Eddie Khan (B)
Cliff Jordan (Ts)
Mal Waldron (P)
ライブ録音と言うこともあり長いソロを交代で行います。Mal Waldron(P)の きらきら感はでませんが、実際にはこの位が本来の音かも知れません。 Max Roach(Ds)のソロは定位が非常に良く、バスドラ、タムタム、スネア、 ハイハット、シンバルとそれぞれが目の前にキチンと定位します。 スッキリとしたバスドラの連続音、タムタムの革の寄り戻し、スネアの 「カサカサ」といった乾いた質感、控えめなハイハットの響き、 シンバルの余韻と見事な再生音でした。

☆Getz / Gilbert (Verve V6-8545)
この盤はこれまで、低音がビビッてしまい、どうしても上手く再生出来なかった ものです。LCに変えてみたら安心して聴くことが出来る低音になり、ボサノバを 楽しむことができました。
私の試聴記 その-2 チャペル

「総括」
 ここからは、ある一定レベル以上のオーディオについて申し上げるわけですが、 どのようなパーツでも何か変えれば音は必ず変わります。 アンプのコンデンサーましてやハンダの種類でも音が変わると言われるオーディオの 世界。 人それぞれに楽しみ方は千差万別です。

 その音質変化が大きくなるのといえば、「出口」です。それまで有線で信号 (微弱信号)を伝達してきたものが、スピーカーのコーンやダイヤフラムの振動で初めて空気中に音波を発信するわけですから、この振動板や磁石などによって 音質は非常に変わります。 さて、次に変化の大きいのは出口に近いスピーカー・ケーブルということになります。 今回は特許取得済、6メートルの8段ラダー構造ケーブルを私のサブシステムに 接続してみました。

 JBLパラゴンはモノラルからステレオに移行する時期の1964年にJBLの コンシュマー用フラグシップモデルとして発売された3wayオール・ホーン・ システムです。 パラゴンの特徴である中央の反射板に名機375スコーカーからの中音が 反射されてリスナーに届きます。低音は15インチ・ウーファー (150 4Cその後LE15)が狭いところに押し込められて反射板の裏側の ホーンを通って出てきます。 スコーカーの上側には当時新開発の075ツィーターがリスナーを直接狙います。 吸音材を一切使用しない木工製品のいわば楽器のようなスピーカーです。 従って、うまく鳴らすのは大変難しいと言われています。 私もネットワークを変えたり音道にデッドニングをしたり、苦労しました。 少しはマシになったかなと思っていた矢先にこのLCを試聴する機会に 恵まれました。 もともとパラゴンは間接音を聞かせるということやウーファーの音道のせいか、 ウエスタン・エレクトリックによくいわれるように、「洞穴の向こうから音が しているようだ」的傾向があります。しかし、90%以上モノラルのソースしか 聴かない私にとってはそんなモノフォニックな音に満足していました。

 比較試聴する場合スイッチ一つで切替が出来ないと正確な比較は出来ません。 今回はセイデンのスイッチで切替ボックスを造り使用しました。 比較試聴したSPケーブルはそれまで使用していたベルデン9497です。

 今回、LCを試聴してみて。まず、その色づけのないクリアな音に感心させられました。 次に低音側にレンジが伸びてどっしりとして土台をつくること、 また、そのことは他の音域にも好影響を与えています。 中高域のきらきら感は薄れます。しかし、これが本来の音なのでしょう。 全体にスッキリとしたまとまりのある聴き疲れのしないサウンドになります。 しっかりした土台の上に、音像の定位がはっきりしてサウンドにスケール感が出ます。

 SP (78rpm)音源でカザルスのバッハ無伴奏を聴いてみました。 彼の楽器はゴフリーラです。ベルデンなどで聴いていたときはストラディバリの ような音がしましたが、LCで聴いてみるとゴフリーラそのもの音がしました。 こんなことはいままでありませんでした。 カザルスが選んだ楽器はキラキラときらびやかなストラドではなく精神性を重んじた ゴフリーラなのでした。

 なにをいいたいかというと、 高級オーディオを揃えて並べてみると知らず知らずのうちにきらびやかな派手な音が良い音と錯覚することがあります。 LCスピーカー・ケーブルは音源に納められた音を色づけすることなくそのまま 余すところ無く再生する世界唯一のケーブルです。

 基準を無くした迷えるオーディオ・ファンはスピーカーケーブルのスタンダードとして、このLCを 試してみるべきです。 そして、一刻も早く、音の呪縛から解き放たれて、それぞれの音源の音楽の高い精神性を堪能しようではありませんか。

使用機材:
アナログ・プレーヤー:Denon 308F局用コンソール
カートリッジ:Denon DL103 Pro, DL102 SD
600Ωバランス伝送
Marantz #7初期型(12AX7*6)
WE300Bシングル・ステレオ・アンプ(300B刻印、274B刻印)
JBL Paragon (16Ω中期型、自作アッテネーター)
CDプレーヤーはSony NAC HD-1

後世へのちょっとした遺産
黒洲太郎氏著

  

黒洲太郎氏からのコメント
 道楽三昧の人生、いろいろなことがありました。思い返せばそれぞれの場面で私の傍らには常にJAZZがありました。気が付けば現在アナログ・レコードは骨董品、CDすらその存在が危ぶまれています。自分なりにちょっと焦りのようなものを感じてこの絵本を纏めました。この本は「ちょっとした遺産」の絵本ですがそれぞれのレコードに込められた精神こそ「後世への最大遺物」ではなかろうかと思います。

お楽しみいただけたら幸甚に存じます。

黒洲太郎氏について
1951年東京都港区生まれ
信託銀行勤務
UCLA留学(行政学、銀行より派遣)
勉強そっちのけで日本ではお目にかかれなかった幻の名盤の数々を入手
LA支店、NY支店に勤務
仕事そっちのけでJAZZクラブにかよう
1990年国際金融コンサルタントとして独立開業
世界各地のネットワークを利用してオーディオとJazz LPコレクションで余生を送る決意


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スピーカーケーブル RCAラインケーブル XLRバランスケーブル デジタル信号ケーブル TRSその他のケーブル
Pure Audio Components PAT3753431 Ladder-type audio cable
■ラダー型オーディオケーブルは、全てのオーディオケーブルが本質的に持っているマイナス要因を排除することに徹した技術思想から生まれ、2005年特許として査定された、はしご型構造を特徴とするオーディオケーブルです。
■オーディオケーブルが持っている固有の音色は絶縁体特有の特異な性質にあり、誘電体歪と呼ばれています。
同軸ケーブルを梯子状に組み上げることによりオーディオケーブル固有音を極限まで排除することが可能となりました。
1&2:シース
3:固定具
4:梯子線
7:中心導体絶縁物A
8:中心導体絶縁物B
9:外部導体絶縁物C

上:線路ホットライン
下:線路グランドライン
左:信号源側
右:負荷側
 
梯子型線路音響ケーブル基本構造図
■上図は3段梯子型オーディオケーブルの基本構造図
上図左が信号源側、右が負荷側。上がホットライン、下がグランドライン(閉回路の基準電位)となります。
オーディオケーブルが延々と長い場合、上図はしご構造が延々と続く構造です。
■梯子型オーディオケーブルは 絶縁物(絶縁体)から発生するケーブル固有音(誘電体歪音)が梯子の段数に反比例し、結果的にオーディオケーブルが持つ固有音が桁違いに減少する構造です。
■基本構造図はさらに進化を遂げ、高解像度高忠実性を有するオーディオケーブル製品として発売しています。
導体軸方向分割絶縁体構造シールド線
本線路構造は単体においても高い忠実性を有していますが、ラダー構造との組み合わせにより付帯音排除に極めて有効に働き、ラダー型ケーブルを不動のものにしています。
本技術はサイトにてご紹介していますラダー型オーディオケーブル全製品に採用しています。
■ラダー型構造の用途:
スピーカーケーブル ラインケーブル ヘッドフォンケーブル デジタル線路 その他正負非対称で周期性を有しない信号伝送線路。
■音質改善効果:オーディオアンプ、CDプレーヤー、スピーカー等オーディオシステムが有する解像度向上と音質改善効果

■使用可能範囲:
オーディオケーブル 楽器ギターケーブル バッチコード スピーカーケーブル, 録音スタジオ,コンサートホール用オーディオケーブル
■開発時に使用した導電体素材:
銀 銅(軟銅線) 結晶構造導体(PCOCC LCOFC 5N 7N) メッキ材(錫メッキ 銀メッキ 金メッキ 銅メッキ)
■開発時に使用した絶縁体素材:
ポリエチレン テフロン 塩化ビニール 松脂(ロジン) 発泡ポリエチレン ゴム シリコーン パラフィン
■開発時に使用した主な音響機器メーカー名及びブランド名「アンプ スピーカー CDプレーヤー 測定器 ケーブル 試作部材など含む」:(順不同 敬称略)
オーディオテクニカ ベルデン(belden) モンスターケーブル (monster cable) アクロリンク(acrolink) AET オーディオクラフト オーディオクエスト サエク デノン(denon ) フォステクス(fostex) IXOS JBL キンバーケーブル(kimber kable) カルダス(Cardas Audio) ワイヤーワールド(WIREWORLD) モガミ電線(mogami) リン(LINN) ラックスマン(luxman) MIT モニター(monitor) オルトフォン(ortofon) シュアー ローランド タンノイ(tannoy) ディアック(エソテリック) SME ダイヤトーン B&W アクロテック(acrotec) ヴァンデンハル(van.den.hul) ソニー(sony) パイオニア(pioneer) オンキョー(onkyo) ヤマハ(yamaha) ビクター ケンウッド マランツ(marantz) アキュフェーズ(accuphase) フィリップス ボーズ(bose) サンスイ(sansui) アルティック(altec) マッキントッシュ WE フジクラ カナレ 三菱 ジャパンエナジー 住友 日立 シャープ パナソニック(ラムサ) 平田電機製作所(タンゴ) 日本バーブラウン
■開発時に使用した主なデジタルアナログ音響機器:
CDプレーヤー スーパーオーディオCD DAコンバータ CDトランスポート LPレコードプレーヤー コンデンサースピーカー ダイナミック型スピーカー ホーンドライバー MCカートリッジ MMカートリッジ マイクロフォン オーディオ用PA用各種アンプ、ミキサー ヘッドフォン 電気楽器


オーディオケーブル、スピーカーケーブルの種類接続による音質比較 マルチョウエンジニアリング