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 本サイトにはオーディオシステムの忠実性を向上させるあらゆる技術を掲載しています。中でも紹介させていただきますラダー型オーディオケーブルは、特許技術として査定され 現在お使いのオーディオシステムの忠実性向上を担保いたします。納得のいくまで滞在ください。
特許番号:第3753431号
製造:日本国



特許構造のラダーケーブルへようこそ
Pure Audio Components PAT3753431
Ladder-type audio cable
   
The world's first patent assessments, Ultra high resolution ladder-type audio cable
PAT3753431 The ladder type audio cable is registered with the Patent Office
marucho engineering

Ultra high resolution ladder-type audio cable

電気材料:スピーカーケーブル導電材料
多段梯子導体軸方向分割絶縁体構造伝送線路 開発資料より抜粋掲載


Pure Audio Components PAT3753431

 主な電気材料には導電体、半導体、誘電体、磁性体などがあり、これらの材料の殆どがオーディオ製品に使用されています。特に電気信号を伝送する電線(ケーブル)には、導電体と誘電体が使われていることはご承知の通りです。オーディオケーブルやスピーカーケーブルの導線素材には主に銅を使う場合が一般的で、また高純度結晶構造材であるPCOCC等を使用して製品化されているケーブルもあります。素材によって電気抵抗値にはいったいどの位の差があるのか記載します。


(共立出版鞄d気材料より抜粋)
単体金属の電気抵抗値が少ない順に並べると
銀(Ag)→銅(Cu)→金(Au)→アルミ(Al)→カルシウム(Ca)→マグネシウム(Mg)・・・・
摂氏0度における体積固有抵抗値は(単位:μΩ-cm3)
 銀(Ag):1.49
 銅(Cu):1.55
 金(Au):2.04
 アルミニウム(Al):2.41
 カルシウム(Ca):4.0
 マグネシウム(Mg):4.18

ちなみに
亜鉛4.8 モリブデン5.03 ニッケル6.05 リチウム8.55 鉄8.71 錫9.3 白金9.8 
鉛18.8 クロム18.9・・・

金属 体積固有抵抗値
μΩ-cm3 0℃
体積固有抵抗の
温度係数
熱起電力
mV
比重20℃ 線膨張係数
×10-6
融点℃ 沸点℃
銀    Ag 1.49 0.0038 +0.75 10.49 18.72 960 2170
銅    Cu 1.55 0.00433 +0.75 8.927 16.45 1084 2560
金    Au 2.04 0.00392 +0.70 9.291 14.2 1063 2950
アルミニウム Al 2.41 0.0043 +0.38 2.696 21.13 659.8 2500
カルシウム  Ca 4.0 0.00417 -- 1.537 22 850 1700
マグネシウム  Mg 4.18 0.00441 +0.42 1.737 24.3 650 1104
ナトリウム   Na 4.34 0.22546 -0.21 0.971 71.6 978 880
以上が固有抵抗値の小さい順から7種記載

合金の電気的特性:
金属は合金にすることによって単体では見られない各種の優れた性質を現す。
導電材料としてこれを見るとき合金によって次の様な性質がある
@抵抗値の増大(抵抗材料)
A抵抗の温度係数の減少(同上)
B熱起電力の増減(測定回路に使用)
C耐熱性の増大(電熱線に使用)
D機械的性質の改良(送電線、バネなど)
E化学的安定度の増大(化学変化を受けやすい箇所への使用)
F熱膨張係数の調整(封入線など)
G接触状態の改善(接点用合金)

以上 共立出版鞄d気材料より抜粋

 従って、銀は最も電気伝導性に優れた材料でありまた、銀と銅の電気抵抗値は極めて近いのも事実です。また通常の銀線ケーブルの場合純度100%ではなく上記の銀の固有抵抗値がそのまま適用されるわけではありません。純度100%未満の銀線では銀以外の不純物が混入しているものとみなします。

誘電体:(工学図書梶@固体電子材料 小沼稔 著より抜粋記載)
絶縁体を電場中に置くと電気分極が生じる。
電気分極は機械的弾性歪、音波エネルギーによる振動性弾性歪など、格子歪などによっても生じる。
これを絶縁体の誘電性といい、この性質を利用して機能化したり、研究の対象にするとき誘電体という。
金属や半導体でも電場の中で電気分極は生じるが電流が流れてしまい通常は観測されない。

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Pure Audio Components PAT3753431 Ladder-type audio cable
この技術詳細ページでは、ラダー型ケーブル開発時における実験結果と試作品資料の中から、オーディオシステムの音質に直結する項目を抜粋掲載しています。
■ラダー型オーディオケーブルは、全てのオーディオケーブルが本質的に持っているマイナス要因を排除することに徹した技術思想から生まれ、2005年特許として査定された、はしご型構造を特徴とするオーディオケーブルです。
■オーディオケーブルが持っている固有の音色は絶縁体特有の特異な性質にあり、誘電体歪と呼ばれています。
同軸ケーブルを梯子状に組み上げることによりオーディオケーブル固有音を極限まで排除することが可能となりました。
1&2:シース
3:固定具
4:梯子線
7:中心導体絶縁物A
8:中心導体絶縁物B
9:外部導体絶縁物C

上:線路ホットライン
下:線路グランドライン
左:信号源側
右:負荷側
 
梯子型線路音響ケーブル基本構造図
■上図は3段梯子型オーディオケーブルの基本構造図
上図左が信号源側、右が負荷側。上がホットライン、下がグランドライン(閉回路の基準電位)となります。
オーディオケーブルが延々と長い場合、上図はしご構造が延々と続く構造です。
■梯子型オーディオケーブルは 絶縁物(絶縁体)から発生するケーブル固有音(誘電体歪音)が梯子の段数に反比例し、結果的にオーディオケーブルが持つ固有音が桁違いに減少する構造です。
■基本構造図はさらに進化を遂げ、高解像度高忠実性を有するオーディオケーブル製品として発売しています。
導体軸方向分割絶縁体構造シールド線
本線路構造は単体においても高い忠実性を有していますが、ラダー構造との組み合わせにより付帯音排除に極めて有効に働き、ラダー型ケーブルを不動のものにしています。
本技術はサイトにてご紹介していますラダー型オーディオケーブル全製品に採用しています。
■ラダー型構造の用途:
スピーカーケーブル ラインケーブル ヘッドフォンケーブル デジタルケーブル カーオーディオ ホームシアターその他正負非対称で周期性を有しない信号伝送線路。
■音質改善効果:オーディオアンプ、CDプレーヤー、スピーカー等オーディオシステムが有する解像度向上と音質改善効果

■使用可能範囲:
楽器ギターケーブル バッチコード スピーカーケーブル  録音スタジオ コンサートホール ホームシアターシステム カーオーディオ
■開発時に使用した導電体素材:
銀 銅(軟銅線) 結晶構造導体(PCOCC LCOFC 5N 7N) メッキ材(錫メッキ 銀メッキ 金メッキ 銅メッキ)
■開発時に使用した絶縁体素材:
ポリエチレン テフロン 塩化ビニール 松脂(ロジン) 発泡ポリエチレン ゴム シリコーン パラフィン
■開発時に使用した主な音響機器メーカー名及びブランド名「アンプ スピーカー CDプレーヤー 測定器 ケーブル 試作部材など含む」:(順不同 敬称略)
オーディオテクニカ ベルデン(belden) モンスターケーブル (monster cable) アクロリンク(acrolink) AET オーディオクラフト オーディオクエスト サエク デノン(denon ) フォステクス(fostex) IXOS JBL キンバーケーブル(kimber kable) カルダス(Cardas Audio) ワイヤーワールド(WIREWORLD) モガミ電線(mogami) リン(LINN) ラックスマン(luxman) MIT モニター(monitor) オルトフォン(ortofon) シュアー ローランド タンノイ(tannoy) ディアック(エソテリック) SME ダイヤトーン B&W アクロテック(acrotec) ヴァンデンハル(van.den.hul) ソニー(sony) パイオニア(pioneer) オンキョー(onkyo) ヤマハ(yamaha) ビクター ケンウッド マランツ(marantz) アキュフェーズ(accuphase) フィリップス ボーズ(bose) サンスイ(sansui) アルティック(altec) マッキントッシュ WE フジクラ カナレ 三菱 ジャパンエナジー 住友 日立 シャープ パナソニック(ラムサ) 平田電機製作所(タンゴ) 日本バーブラウン
■開発時に使用した主なデジタルアナログ音響機器:
CDプレーヤー スーパーオーディオCD DAコンバータ CDトランスポート LPレコードプレーヤー コンデンサースピーカー ダイナミック型スピーカー ホーンドライバー MCカートリッジ MMカートリッジ マイクロフォン オーディオ用PA用各種アンプ、ミキサー ヘッドフォン 電気楽器


ラダー型ケーブルネット通信販売元:マルチョウエンジニアリング