今回もやはり素晴らしい出来です。
電源ケーブルのコストパフォーマンスが圧倒的すぎた為、
BL型はどうかなと思っていた部分はあったのですが、
音出しを終えた今となると高かっただけの性能と効能がありました。
むしろ10万円超でもコストパフォーマンスが高いといえるのではないでしょうか。
まず接続直後から音の見通しの良さと分離の良さが際立っていました。
やや低域寄りの 硬質な音色ながらポテンシャルの高さは見え隠れしていましたね。
そして音が落ち着くに連れて、低域寄りからフラットに、分離と情報量のバランスが良くなり、
鮮烈な音から自然な音色へ変化していった感じですね。
中でも空間表現能力の高さは自分の経験でも類を見ないレベルでしょう。
立体的か平面的か、広いか狭いかの描き分けができるケーブルは稀かと思います。
補足ですが音が落ち着いてくるのは電源ケーブルに比べてやや長い印象を持ちました。
私の場合は1日あたりの慣らしが少なかったのもあり3ヶ月程度かかりました。
時間に換算すると200時間程度でしょうか。
BL型を手にした方はゆっくりと鳴らしこんでいくのが良いかと思います。
BL型の音質 は電源ケーブルと同じで低歪かつトータルバランスに優れた高性能ケーブルという印象です。
ただし音の底上げ具合は電源ケーブルよりも圧倒的に大きい。
よく電源ケーブル>インコネといわれますが、BL型に関して言えばインコネの方が効果が大きかったということです。
ラダー型としての特徴を保ちながら、凄まじい性能を持ったケーブルということですね。
またお世話になる際はよろしくお願い致します。
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