LTC 10D届きました。
機器に繋ぎ慣れ親しんだCDを聴きました。
結論から申し上げると、良いコンサートホールでの演奏を彷彿させる音楽を奏でる魔法の杖ならぬ魔法のケーブルだと思います。聞き慣れたCDの演奏がこれほど迄のものだったとは思いませんでした。
実は、私はウイーンに一年強住んでおり、ムジークフェラインの大ホール、コンチェルトハウスの小ホールなど素晴らしいホールで演奏を聴く機会が豊富にありました。LTC 10Dは、まさに素晴らしいホールでの素晴らしい演奏を、小さなCDから汲み上げ私たちに届けてくれる魔法の杖のようなケーブルです。オーディオファンでクラシック音楽好きにとっては、例えばウイーンフィルの、弦の音色、響き、しなやかさ等を再現するのは夢の一つで、これが中々上手く行かずに煩悶の日々を送るわけです。そういう私がLTC 10Dに出会って本当に良かったと思いました。
オーディオ的視点でのLTC 10Dの素晴らしさは貴社の解説にある通りだと思いますが、ポイントは演じられる音楽の素晴らしさにあると思います。コンサートでの感激、感動を自分の家でも味わいたい、とくに既に死去した名指揮者、名演奏家が奏でる音楽の神髄を味わいたい、と思っている人にとってLTC 10Dは福音といえると思います。是非多くの人に試聴をしてほしいと思います。
さて、試聴ケーブルですが、これをこのまま購入する事は可能でしょうか? と言いますのは、試聴ケーブルがもしエイジングが済んで真価発揮中のものならば是非そのままの状態で使いたいとつい思ってしまうのです。もし無理なら、このメールをもってLTC 10D 1m 一本の注文ということにしたいと思います。勝手なお願いですがご検討の上お返事頂ければ幸いです。
感激さめやらぬ状況での乱筆乱文お許し下さい。
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LTC 10Dがオーディオ機器の特性(あるいは本来の資質、実力)を引き出したとの指摘はその通りだと思いますが、それにしてもそのパフォーマンスが卓越していると思います。CDから実際の演奏を彷彿とさせる音楽を引き出すのは至難の業と思えるだけに、オーディオ機器の資質を存分に引き出しながら、それを軽々とやってのけるケーブルが存在するとは、本当に嬉しいかぎりです。
私の印象記ですが、どうぞ掲載して下さい。
なお読んだ人が、どのようなオーディオ機器で聴いた印象なのか、を知りたいかもしれませんのでご参考迄にお伝えします。
CDトランスポート:CEC TL3N
DAC:プレイバックデザイン Merlot
プリメインアンプ:Audio Note Overture PM-2
スピーカー:ウイーンアコースティック ベートーベン コンサート グランド
クリーン電源:IsoTek EVO3 AQUARIUS
なお先月迄はプリアンプは コンヴァージェント オーディオ テクノロジー(CAT)
SL-1 Ultimate、パワーアンプは LUXMAN M-800Aでした。
取りあえず
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