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 本サイトにはオーディオシステムの忠実性を向上させるあらゆる技術を掲載しています。中でも紹介させていただきますラダー型オーディオケーブルは、特許技術として査定され 現在お使いのオーディオシステムの忠実性向上を担保いたします。納得のいくまで滞在ください。
特許番号:第3753431号
製造:日本国



特許構造のラダーケーブルへようこそ
Pure Audio Components PAT3753431
Ladder-type audio cable
   
The world's first patent assessments, Ultra high resolution ladder-type audio cable
PAT3753431 The ladder type audio cable is registered with the Patent Office
marucho engineering

Ultra high resolution ladder-type audio cable

オーディオケーブルのエージングについて(エイジング
多段梯子導体軸方向分割絶縁体構造伝送線路 開発資料より抜粋掲載


Pure Audio Components PAT3753431

 通常、エージング(エイジング)とは、直訳すれば老化ともいいます。時間の経過に伴って物質状態が変化し、ある環境条件下で安定化する現象は全ての物質に存在することであり、オーディオではこのことを一般的にエージングと呼ばれています。【物質状態とは:電荷、温度、湿度、力学的状態、素材の分子構造、物質が置かれている電場磁場など全てを含む】

 導電体の分子構造や力学的変動要素が、オーディオで言われるエージングに該当するかしないかは分子構造のプロにおまかせするとして、誘電体である絶縁物(絶縁体)が電荷を蓄えた後、時間経過を伴って再び回路に放出されることは当サイトにて再三記載しています。絶縁物が電荷を持ち再び電荷が放出されるのに必要な時間は、極めて長い時間であることも周知されている通りです。

 オーディオケーブルがオーディオ機器に接続された瞬間に、ケーブル導体部(金属部)は機器のグランド電位(基準電位)に固定されますが、導体外側にある絶縁物が安定電荷状態になるためには、相当に長い時間を必要とすることも周知の通りです。従来型ケーブルを使った当方の研究では、電荷安定時間には数分から数十分。文献によれば数時間〜数日を必要とする場合もあるようです。

 従来型のオーディオケーブルでは、ケーブル外周絶縁体は大気と接しているため、大気電位とグランド電位の間に大きな電位差があるために絶縁物電荷安定に長い時間を必要とする理由です。また、絶縁体は大気以外にもケーブル周辺の電場環境によって大きく影響を受けています。ケーブルのエージング必要時間とは絶縁物電荷の安定状態に必要な時間をさしています。絶縁体を大量に使う極太ケーブルや複数の導体で構成されている多芯ケーブルなどにみられる、電荷蓄積量が多いケーブルほどエージング必要時間は増え、解像度(分解能)低下が生じます。絶縁物を使用しなければこのようなことは生じませんが、オーディオケーブルにおいて絶縁物を不要にすることは非現実的です。

 オーディオケーブルの理想条件は、
@電荷を蓄えるに必要な時間を限りなくゼロに近くすること。
A電荷を放出するに必要な時間を限りなくゼロに近くすること。

 @とAを満足するオーディオケーブルの条件は、絶縁体使用量の少ないケーブルが有利であることは明らかです。しかしながら絶縁体をなくすることはできませんから、その解決方法として梯子型線路構造(ラダー型ケーブル)が誕生した理由です。

ラダー型オーディオケーブルは絶縁物を線路長手方向に複数分割し、絶縁物外周を分割した単位ごとに、機器グランド電位に固定する手法で@とAを解決する技術思想です。

 実際のオーディオ機器において安定化に必要な時間は、絶縁物以外に電子回路デバイスの温度変化等が安定化する時間であることも周知されているとおりで、上記記載の出来事はケーブルに限らず、アンプ内部のパーツ(コンデンサー、抵抗器、配線材、基板、トランス)でも起こっています。オーディオシステムで音が変化する原因は、複数の要素が原因であることも皆様ご承知の通りです。
 このページでは音質に大きな影響を与えている絶縁物蓄積電荷が主原因である、エージング(エイジング)について記載しました。一言で言えば電線を含むオーディオシステム全体が安定電荷状態になるために必要な時間が、エージング時間であるといえます。

誘電体:(工学図書梶@固体電子材料 小沼稔 著より抜粋記載)
絶縁体を電場中に置くと電気分極が生じる。
電気分極は機械的弾性歪、音波エネルギーによる振動性弾性歪など、格子歪などによっても生じる。
これを絶縁体の誘電性といい、この性質を利用して機能化したり、研究の対象にするとき誘電体という。
金属や半導体でも電場の中で電気分極は生じるが電流が流れてしまい通常は観測されない。

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Pure Audio Components PAT3753431 Ladder-type audio cable
この技術詳細ページでは、ラダー型ケーブル開発時における実験結果と試作品資料の中から、オーディオシステムの音質に直結する項目を抜粋掲載しています。
■ラダー型オーディオケーブルは、全てのオーディオケーブルが本質的に持っているマイナス要因を排除することに徹した技術思想から生まれ、2005年特許として査定された、はしご型構造を特徴とするオーディオケーブルです。
■オーディオケーブルが持っている固有の音色は絶縁体特有の特異な性質にあり、誘電体歪と呼ばれています。
同軸ケーブルを梯子状に組み上げることによりオーディオケーブル固有音を極限まで排除することが可能となりました。
1&2:シース
3:固定具
4:梯子線
7:中心導体絶縁物A
8:中心導体絶縁物B
9:外部導体絶縁物C

上:線路ホットライン
下:線路グランドライン
左:信号源側
右:負荷側
 
梯子型線路音響ケーブル基本構造図
■上図は3段梯子型オーディオケーブルの基本構造図
上図左が信号源側、右が負荷側。上がホットライン、下がグランドライン(閉回路の基準電位)となります。
オーディオケーブルが延々と長い場合、上図はしご構造が延々と続く構造です。
■梯子型オーディオケーブルは 絶縁物(絶縁体)から発生するケーブル固有音(誘電体歪音)が梯子の段数に反比例し、結果的にオーディオケーブルが持つ固有音が桁違いに減少する構造です。
■基本構造図はさらに進化を遂げ、高解像度高忠実性を有するオーディオケーブル製品として発売しています。
導体軸方向分割絶縁体構造シールド線
本線路構造は単体においても高い忠実性を有していますが、ラダー構造との組み合わせにより付帯音排除に極めて有効に働き、ラダー型ケーブルを不動のものにしています。
本技術はサイトにてご紹介していますラダー型オーディオケーブル全製品に採用しています。
■ラダー型構造の用途:
スピーカーケーブル ラインケーブル ヘッドフォンケーブル デジタルケーブル カーオーディオ ホームシアターその他正負非対称で周期性を有しない信号伝送線路。
■音質改善効果:オーディオアンプ、CDプレーヤー、スピーカー等オーディオシステムが有する解像度向上と音質改善効果

■使用可能範囲:
楽器ギターケーブル バッチコード スピーカーケーブル  録音スタジオ コンサートホール ホームシアターシステム カーオーディオ
■開発時に使用した導電体素材:
銀 銅(軟銅線) 結晶構造導体(PCOCC LCOFC 5N 7N) メッキ材(錫メッキ 銀メッキ 金メッキ 銅メッキ)
■開発時に使用した絶縁体素材:
ポリエチレン テフロン 塩化ビニール 松脂(ロジン) 発泡ポリエチレン ゴム シリコーン パラフィン
■開発時に使用した主な音響機器メーカー名及びブランド名「アンプ スピーカー CDプレーヤー 測定器 ケーブル 試作部材など含む」:(順不同 敬称略)
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■開発時に使用した主なデジタルアナログ音響機器:
CDプレーヤー スーパーオーディオCD DAコンバータ CDトランスポート LPレコードプレーヤー コンデンサースピーカー ダイナミック型スピーカー ホーンドライバー MCカートリッジ MMカートリッジ マイクロフォン オーディオ用PA用各種アンプ、ミキサー ヘッドフォン 電気楽器


ラダー型ケーブルネット通信販売元:マルチョウエンジニアリング